● カビのちから

1985年に世界微生物災害防止学会にて承認された、一般建築から検出される菌類はなんと57種類もあります。基本的には多くのカビ・細菌と常に隣り合わせと言っても過言ではありません。その中にはアレルギー原因菌・喘息原因菌・呼吸器障害菌・内臓疾患原因菌・体表感染菌など病気に関連する菌種も上げられております。しかし焼酎に利用されたりペニシリンなどの有益菌もあり全ての菌が人間に害を与える訳ではありません。
カビは少しでも栄養(養分と水分)があると、瞬く間に繁殖していきます。そしてそれを殺菌剤等で殺菌するとその時点では確かにカビは無くなるのですが、またそこにカビが生育する環境が整うと繁殖を初めます。そうしてまた殺菌し・・・とこれを繰り返していくうちに、殺菌剤に耐性を持ったカビが出現してしまうのです。
「殺菌・除菌・防菌」よく使われている言葉ですね。みな同じものの様に使っている言葉ですが、実はこれにはきちんとした意味があるのです。
- 殺菌:
- 人や農作物に有害なものを殺すと意味では「消毒」という言葉が使われます。特定の病原性を有する微生物の一部を殺菌するという意味です。
- 除菌:
- 一般的には目的とする対象物から微生物の除去を意味する。ろ過除菌、沈降除菌、洗浄除菌などがある。
- 防菌:
- 微生物を特定せず増殖抑制する。

















